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2013年11月25日、台湾のアン・リー(李安)監督が台湾・高雄市の大学で、映画フォーラムに出席。最新作の3Dボクシング映画について語った。聯合報が伝えた。
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今年の米アカデミー賞では、2度目の監督賞(「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」)に輝いたアン・リー監督。受賞後の最新作として明らかにしているのが、ボクシングをテーマにした3D映画。モハメド・アリとジョン・フレージャーという宿命のライバルにスポットを当て、1975年9月30日にフィリピンで行われたタイトルマッチ15回戦の場面も描かれる。
25日、中山大学で映画フォーラムに出席したリー監督は、最新作について言及。「ライフ・オブ・パイ」でも3Dの効果的な使用法を世界から絶賛されたが、アリとフレージャーの世紀の一戦についても3D効果を駆使し、「観客が今まで体験したことのないような世界を作りたい」と話している。「ラスト、コーション」「いつか晴れた日に」など女性心理を描く作品で定評があるが、「男性を満足させる映画を作りたい」と意欲を語っている。
中山大学のある高雄については、青春時代の甘酸っぱい思い出があるという。かつて兵役で高雄に駐屯していたのだが、間もなく除隊を迎える頃になって、4年間交際していた恋人から別れの手紙が届いた。「あまりのショックで高雄港から飛び込もうかと思った」と語っている。(翻訳・編集/Mathilda)
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